JUMPING QUEEN & KING Blog

ふくすけ

宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー」  [ ふくすけ読書録 ]

2006/01/24

今年3冊目の本は、巨匠宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」。
出版当時は、あの宮部みゆきがファンタジーを書いた!と相当話題になった本。宮部さんと言えば、時代小説からサスペンスまで、なんでもこなす稀代のストーリーテラー。女版:浅田次郎ってイメージを私は持ってます。

ストーリーは、小学生の主人公ワタルが、自分と家庭を突然襲った不幸な運命を変えるべく、「幻界」に冒険に旅立つと言うもの。
この作品は上下巻合わせて1200ページもありやがる長極厚本。まあ、宮部さんの本だから軽くいけるだろうと思ったのが運のツキ。この作品、つまらん!普通のファンタジーですわ。こんだけ長いんだから、最後には何かあるだろう、頼むぜ宮部先生!と思ってたが、見事に普通。ファンタジーとしても、オタク魂をくすぐる部分もなく(当然萌え系要素もない)、なんとも中途半端。
正直、何が狙いかさっぱりわからん。

ここで、ハタと「ドリームバスター]を読んだ時の事を思い出す。これも首をヒネル内容だった。宮部先生、ハリー・ポッターみたいなファンタジーが書きたいのだろうか?

先生、才能が活かされてないよ!やはり、宮部先生には、「模倣犯」や「理由」などのミステリーがよく似合う。難しい話を易しく読ませる文章力、人間の暗部の描写が私は好きです。

そんな僕の一番のお勧めは、「火車」です。これをよむと切なくなります。これぞ、宮部ワールド。

Comments

2006/01/25

「模倣犯」と「火車」はこわかった。「火車」読んでから金融機関のATMを利用したときに印刷される利用明細を必ずシュレッダーか焼却するようになったよ。. by あきよ

2006/01/25

はじめまして~あきよさんちから遊びに来ました♪ブレイブストーリーはマンガでも出てますし、今度映画にもなるそうです。(読んでないけど)私はミツルがめちゃめちゃ好きなんです♪彼を見ていると本当に切なくなってしまって。ワタルよりもミツルをずぅっと追っかけてました、本を読んでいる時。ちょこちょこ覗いています☆これからも楽しいエントリを読ませてくださいね~. by わか

2006/01/25

『火車』はきのう読み終わりました(今年6冊目)。かなり面白い作品だと思いましたが、てっきり下巻があるものと勘違いしてました。. by naoura

2006/01/26

>あきよ様 オレはもう金融機関の明細は打ち出さないようにしているぜ。個人情報は厳重に管理せねば。ちなみに厳重になりすぎると、うっかりユニクロのスカウトから電話こなくなるので注意。 >わか様 始めまして。アキヨ様のコメントではよく拝見します。今回は失敬!だってだってだってなんだもの。でも確かにミツルの方が人間臭くて、結局弱さに打ち勝てなかったりして、リアリティがあるキャラだと思います。 これからもよろしく。 >なおうら大先生 ウチの親父も「火車」が昔ドラマになった時に最後の場面を見て、「これで終わり?なんだこりゃ!」って怒りくるってました。母親は「あんたには余韻のある終わりは理解できないのよ」って言っていた。思えばこの時既に夫婦に亀裂が・・・ ちゅうか6冊目って早!. by ふくすけ

ジャンピング研究会

powered by smori.com
www.smori.com
admin@smori.com