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ふくすけ

ああ~栄冠は君に輝く~早稲田実業ありがとう  [ ふくすけの日常 ]

2006/08/22

早稲田実業、甲子園優勝!

やってくれました我が母校。延長15回による再試合を経て、見事優勝!鉄腕斉藤投手偉い!

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ちなみに私は引き分けとなった日曜日に甲子園に見に行きました。夜中に友人達と車で出発。朝7時に到着し、チケットに並び、9時頃アルプス席に入場、炎天下で待つこと4時間を経て、観戦、応援、絶叫!で、再試合。月曜仕事のため、みんなで泣く泣く帰りました・・・結局月曜は、午前中にスゲー勢いで仕事を振りまくり、上司の恩赦を得て午後休みをゲット、漫画喫茶で観戦。声が出せない状況の中、声を押し殺し静かに観戦、最後は涙、涙でした。正直、甲子園の優勝がこんなにも自分を感動させるとは思ってもいなかった。自分と同じ環境で高校生活を送っている生徒がここまでやった、という事がこんなにも自分を感動させたのだと思う。
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さて、野球の側面からの話はここまでとして、ここからは早稲田実業という学校について、お話します。これを読めば、さらに早実ファン、斉藤ファンになること間違いなし!
一部、友人に「早実って野球強いの?」と聞かれた。一応念のため行っておきますが、野球部は毎年東京でベスト4、8には必ず残る強豪校です。伝統の勝負弱さから、甲子園出場は10年ぶりになってしまいましたが。
で、また言われるのは「推薦で選手引っ張ってくるんでしょ?」と言われます。確かに、早実に推薦枠はあります。しかし!その推薦枠の内容が他とは違います。早実のスポーツ推薦は、東京でベスト8以上や関東大会出場の実績があり、かつ学校の成績が5段階評点で平均4以上というのが基準になる。この両方を満たしたものが推薦枠で入試を受けられるのである。つまり、ただの「野球バカ」は入れない。学校の成績が勘案されるので、内申に響くような当然素行が悪い非人格者は蹴落とされる。さらに、この推薦枠は野球部に限定されるものではなく、すべての部活動で共有され、入試結果の上位者から合格となり、野球部のみの特別扱いは存在せず、あまねく公平である。ちなみに私の代はサッカー部が推薦合格者11名を獲得するという”珍事”が発生し、帝京高校と並ぶ戦力と評された(結局我が代はナンパサッカー部員が多かったため全然ダメでしたが!)。また推薦は上記の基準を満たせば誰でも受けられるので、一般入試より、推薦入試の方倍率が高いという”逆転現象”もたびたび起こる。
また、寮もないため、越境入学は認めない。斉藤投手の場合は「群馬から選手引っ張ってきやがって」という意見もあるだろうが、上記入試システムからわかるように、学校側が強引に引っ張ったという事はまずなく、本人の意思と、ご家族、とりわけ一緒に上京したお兄さんのサポートがあったからこそ入学できたのである。

そして入学後も試練は続く。他の生徒との区別無く授業もすべて受ける。しかも成績がそのまま大学進学につながり、大学推薦率が80~90%くらいなのであるが、野球部に対しても温情はなく、成績が悪ければ進学もできない。そのため、野球部レギュラーが進学できない現象がままある。我が陸上部の後輩で、1年から長距離で東京3連覇し、大学の競争部監督から「楽しみに待っている」と言われた生徒ですら成績が足らないため進学できず、箱根出場の夢も叶わなかった。
さらに良い学部にいくためには、上位3割にはいなければならず、今回のエース斉藤投手も夜中の3時まで勉強する事もあると言っていたが、この話も嘘偽りではないだろう。野球部員は毎日9~10時くらいまで練習し、土日も練習。そのため、野球部のヤツは朝7時に学校に来て勉強をしていた(一部だけどね)。我が家は西武新宿線の武蔵関駅にあった「旧:早実グランド(国分寺に校舎移転に伴い、いまではバス亭にその名残を残すのみ)」より徒歩10秒にあったため、実績確認済み。
さらに早実野球部の素晴らしいところは、レギュラーになるのが推薦の選手ばかりでないところである。早実という学校はその硬派な校風からか、バケモノ級の運動神経を持ったヤツラが集まってくる。そして、例年、レギュラーの半分は一般入試で入ってきた生徒であり、さらに中学から上がってきた生徒もレギュラーに絡んでくる。
この推薦入学者に頼らない層の厚さと野球だけでは認められない人材育成、これが早実野球部の伝統であり、強さであると言える。

また、学生生活においては、その校風により、運動部に入っていないものの地位はすこぶる低い。人の話をするときは「○○部の誰誰」というように、必ず名前の枕詞に部活名が入り、部活名の無いヤツは知名度が異常に低い。さらには部活に入っていてもその部活で実績を残していないと、これまた知名度は低く、いかに野球部のヤツとは言え、実績ないやつは「誰ソレ?」的な扱いとなる。ちなみに私は、「陸上部のフクスケ」で名前が通る程度の知名度は獲得した。

そして早実と言えば、男子校のクセに異常に盛り上がる体育祭。普通、男子校の体育祭と言えば、いかにサボるかに焦点が集まるが、スポーツ学校である我が早実においては、体育視は真剣勝負の場であり、自分自身の存在と賭けた、まさに戦争である。各部の一級選手(だいたい都でも有数の選手)が集まり、陸上競技で真剣に対決するこの宴。短距離、砲丸投げのラグビー部、走り幅跳び、走り高跳びではバレー部、バスケ部が、短距離、長距離走ではサッカー部が、そしてホームのアドバンテージ(野球部のグランドで行われるため)を活かした野球部が参戦してくる。まさにオールスター春のスポーツ大会。各種目でギャンブルまで行われる程の盛り上がりを見せる。

ここでたまにはプチ自慢。私は高校からの入学であり、当時は陸上部自体もそんなに強くなくマイナー部であったが、体育祭での打ち立てたフクスケ伝説により、校内での地位を獲得した。
1年:200m走で、サッカー部最速の選手をぶっちぎって勝利。その後、リレーで中等部上がり最速でラグビー部の高速ウイング(かつ中等部の番長)を抜き去り、地位を確立。
2年:走り幅跳びで、バレー部エースとセッター(共に東京代表)を押さえ優勝。
3年:200m走でラグビー部からの最後の刺客:高速ウイングを抑え優勝。さらにその年から始まったクラブ対抗リレーで野球部のエース(東京で準優勝)をリレーで抜き去り、見事優勝。
意外とワタシもやるんです。

そして秋には東京有数と言われる文化祭。男子生徒の5倍は女子高生が集まる夢の宴。その日ばかりはむさ苦しい学校が花園にかわり、大ナンパ大会が繰り広げれらる。その楽しさたるや・・・ちょっとここでは言えません、ムフフ。

と、ここまで書いて、やっぱり早稲田実業は素晴らしい学校だなぁ、と思いましたが、これも「今は昔」。共学になっちゃったり、小学校ができちゃったりで、もう昔の硬派な文化はあまり伝承されていないようで、なーんかただの坊ちゃん嬢ちゃん学校に成り下がっているようである。そんな中で、昔の早実文化をキッチリと伝承し続け、ついには全国優勝してしまう早実野球部はやはり偉大であり、心から尊敬します。早実~早実~王座は我に~

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